モデル名はAmedeo でファブリックはDouble -cloth -flagと呼ばれる片面グリーン無地+片面チェックのボンディングファブリックです。

自分でお店をやる事が決まった時にIsabellaの作品を是非自分で紹介したくて妻にわがまま言って展開を決めました。
技術的な専門的は話はひとまず横に置いておいて、自分が何処に惹かれているかを語りたいと思います。
襟は立たせて着用してもかっこいいし、上襟を折ってショートラペルのようにしても良し。
コンパクトなバランスでまとめられて、このディテール一つ一つが洗練されています。

ウエストのレザーコードも取り外しできるのでお好みで。
個人的に今まではウエストをマークして着こなすことはあんまりないんですが、僕も45歳になって、、、今なら服負けしないかなって思ったりもします。
こう言ったディテールが似合う方って憧れます。

この作品に限らずですが、イザベラの作品は本当にパターンが美しい。
つい先日、妻と同じくらいの細身の女性が試着してくださったのですが本当に素敵でした。
着丈が長めになるので素敵なコートを着てる似合い方。
肩の落ち方がすごい綺麗なんですよね。ブランド公式sizeでは4と言う表記で生産できる中では一番お大きなサイズにあたります。ですのでL相当に該当するサイズ。
普通ならXSあたりをきる女性がこれを着用しても絵になり、お隣で働く170センチ後半のかっちりめな男性に着てもらっても絵になる、、、、つまり着用するその人たちに合わせた”似合い方”になる服。

僕自身、こう言った「作品性」を強く説いた服との出会いはカルペディエムが初めてでした。
自分が20代前半でしょうか。
とにかく衝撃的でした。
勤めていた会社での展開が決まり自分でも夢中になって着て、お客様方と語り合った思い出深いものです。
僕を知ってる方も確かに良く着てたし、おすすめされたなって思われる事でしょう。

多くのフォロワーブランドが生まれてくるのですがそんなにピンとくる出会いが無くて。

そんな服単体で衝撃的な感動を得る事。
Isabella の作品が再びもたらしてくれました。
唯一無二と言った言葉がありふれてしまうのかもしれませんが、今のところこの言葉になってしまいます。

Isabellaの作品はモデルサンプルを見ながらバイヤーが生地を選択出来るもの。
余談ですが、僕は保守的なのでどうしても黒やネイビーの無地をセレクトしがちです。
本作は妻が僕に「勤めていたお店じゃないんだよって」って新しいアプローチをおすすめしてくれた生地。
結果としてとても素敵な作品を入荷させる事が出来ました。

是非多くの方にご覧いただきたい作品です。

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