2025/05/22 20:46

今週のBlogは「山内」の強撚フリーカットポンチT-Shirtについてです。




強撚フリーカットポンチ(東京産)
特殊な組織と特殊な裏⽷により裁ち端がほつれないように考えられたニット地(編み物)です。
何度か⽷の太さに変化を加えて厚みの異なる同素材を試してみましたが、結局60/1の綿⽷に落ち着き、 ⼭内の春夏定番⽣地として毎年提案してる完成されたテキスタイルです。
厚みやキックバックの全てが絶妙で、強撚特有の接触冷感も含めて夏場のアイテムに最適な素材です。
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その素晴らしさから僕は「究極の無地T-Shirt」って勝手に呼んでいます。
去年もBlogを書きましたがT-シャツが主役になるこれからの季節、やっぱり今年も語らずにはいられません。
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blog → 「omitsuで山内の究極の無地T-Shirt」
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そもそも山内ファンからすると何を今更って声が上がるでしょうこのT-Shirt。
まずは何がすごいかってこの生地の端が断ち切り=カットオフ処理が持続する事です。
普通は「断ち切り処理」はクルって丸まります。
それはそれで魅力ですがカジュアルな印象になります。
本作はその端が「断ち切り処理」によるデザインが洗っても持続するので、基本的にずっとこの見た目のバランスを楽しめるのです。
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こだわりの生地から作成したこの傑作
僕が5年ほど前に所有したのがこちら。




自身をアパレル専門で謳っているのに、メンテンナンスがいまひとつで少し黄ばみをつけてしまいましたが、、、。
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この「断ち切り処理」をご覧ください。
このディテール特有のシャープさが全く損なわれていません。
ちなみに、この時は洗ったら本体そのものは若干縮みが発生したようですが、今は既に生地を縮ませてから作成しているとの事です。
つまり洗っても縮みが発生しないので、試着してフィーリングがあったらそれがずっとずれません。
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このBlogを書いてる時点で白のサイズ5がラスト一着となりましたがご興味のある方は是非お問い合わせください。
貴重な一番大きいサイズの5番です。
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僕は古着だけではなく新品で手に入れるものも「味」のある作品を好む傾向があります。例えば色むらがあるとか。
つまり言葉が悪いと汚い、古びているそんな表情が好きなんですね。
だからそれらをコーディネートする際にクリーンな要素が必要です。
正にこのインナーはピッタリ。クリーンで洗練されているのは勿論、その表現がキザでなくとても心地よいからです。
是非実物をご覧いただきたい一着です。
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5月から実店舗は新しい営業スケジュールになっています。このBlogを書いている現在実店舗は休業中ですが、お問い合わせは常に対応していますのでお気軽にご連絡くださいませ。
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洋服と工芸 omitsu
〒382-0083
長野県須坂市上中町193-1 牧半ひだり
*長野電鉄須坂駅より徒歩15分
電話番号 : 026-214-6620
e-mail : [email protected]
営業日に関して、2025年5月から変更しています。
毎月1日から15日までの通し営業(期間中無休)/ 12:00-18:00
稀にイレギュラーな対応もありますのでご来店前にインスタグラムにてご確認をお願い致します。