2026/09/04 22:13

おみつ夫です。
いよいよ9月1日からぶどうの収穫をスタートしています。
まずは「種無し巨峰」からです。

巨峰は「黒く」作ることが美しいとされています。
当農園ではこの「黒さ」が課題でした。
昨シーズンから改善されてきていましたが、今年は更に美しい房が出来ています。
3年前から「環状剥皮」をするようにしました。
「環状剥皮」とは木の樹皮を1センチほどの幅で深く削り取ることで、葉で作られた養分が根へ落ちるのを一時的に遮断することで果実に集中させることを目的とした栽培技術です。
昨年2025年には土壌診断を行いました。それにより、この園地に適切な肥料を撒いています。
また、8月の前半に色がつく時期があるのですが、そこで生育を促進させる為の葉面散布材を一番高いものにしてみました。
これらの改善点の効果が発揮されたのでは思っています。
僕は子供の頃は巨峰が苦手でした。単純にぶどう農家なので、毎日提供されるから味に飽きてしまって。
今思えば贅沢な話ですが。
20年くらい全く食べなかったでしょうか。
今は無事、好きなので食べています。

赤系の品種、クイーンニーナです。こちらの様子は8月18日の様子。
この品種の最大の特徴は大粒系のぶどうなのに甘いことです。
巨峰やシャインマスカットが平均糖度16〜20程に対して、クイーンニーナは平均糖度21以上。
しかも大きめの粒なので食べ応えがとてもあります。
赤系の品種も同様に「赤色」が美しく良いぶどうとされています。
食味的にも赤い方が糖度が高く良いです。
とある人のコメントでは「食べるワイン」と紹介されていました。
正にピッタリで甘く濃厚な味わいは赤ワインを彷彿するよう。
その為、如何に赤くするかがポイント。
クイーンニーナは太陽の光を浴びることで生育が促進される品種です。
その為に8月に入っての着色期からは白い通常の袋と笠から透明の袋と笠に変えます。
最初から透明にしないのは日焼け防止、消毒による汚れの回避です。
同じ赤系の人気品種であるクイーンルージュとどう違うかと聞かれます。
個人的な意見ですが味は似ていても非なるもの。
甘く濃厚。そこは共通しています。
そこに酸味をより感じるのがクイーンニーナ。
酸味を削り甘味を強調されているのがクイーンルージュだと思います。
果物ですので根本的に一つずつ違いがあるのは大前提ですが、この意見が参考になればと思います。
当方のぶどうはどの品種も粒が大き目に育つのが特徴で、その為果汁が充実しています。
いわゆるジューシー、そんな言葉が似合うと思います。
是非ご賞味くださいませ。
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